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ドクドクの実の能力と技とエピソード

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(画像引用:56巻 547話〝島破り〟)
 

●能力者:マゼラン
●二つ名:地獄の支配者
●年 齢:47歳 ← 45歳
●身 長:491cm
●誕生日:10月9日
●血液型:X型(A型)
●出 身:偉大なる航路(グランドライン)
●所 属:インペルダウン(副署長 ← 監獄署長)

ドクドクの実の特徴

  • 全身から毒を分泌する
  • 他者は体に触れるだけで毒に侵される
  • 分泌した毒液を自在に操れる
  • 毒は石をも溶かす
  • 毒ガスを吐き出す
  • 毒が好物
  • 毒を食べ過ぎたり能力を使い過ぎると下痢を起こす

ドクドクの実の能力を使ったマゼランの技

毒竜(ヒドラ)

自らの体から毒液を出し、それが巨大な三頭の竜と化す。
(54巻 531話〝LV3 飢餓地獄〟参照)

毒流(ヒドラ)の毒は麻痺性の神経毒で、食らった者は全身に死ぬほどの痛みが回ってやがて死ぬとのボンちゃん談。

なお、業火によって毒竜(ヒドラ)は焼ける感じ。
(55巻 534話〝監獄署長マゼランvs.海賊ルフィ〟参照)

毒ガス弾(クロロボール)

風船ガムのように毒を口で膨らまし、それを吹き出して対象を攻撃。
この毒ガス弾は爆発し、そこから催涙くしゃみガスを発生させる。
(55巻 534話〝監獄署長マゼランvs.海賊ルフィ〟参照)

毒の道(ベノムロード)

毒竜(ヒドラ)の長い首を毒の道と化すことで、その中を自分が通って毒竜(ヒドラ)の口から出てくる移動技。
(55巻 534話〝監獄署長マゼランvs.海賊ルフィ〟参照)

毒フグ

思い切り息を吸い込み、体を膨らませ、攻撃を受けることで毒の丸い塊を口から吐き出す。
(55巻 535話〝ダチ〟参照)

毒・雲

口から毒の霧を吐き出す。
(55巻 535話〝ダチ〟参照)

毒の巨兵(ベノムデーモン) 地獄の審判

周囲を毒化する感じで、風の谷のナウシカの巨神兵を彷彿させる毒の巨兵を作り出す。

毒の巨兵(ベノムデーモン)は能力者の動きと同じ動きをし、その毒はロウだろうが石だろうが、まるで毒が感染するようにどんどん拡がる。

周囲の物を毒の巨兵(ベノムデーモン)としているのであれば、能力は覚醒しているものと思われる。
(56巻 547話〝島破り〟参照)
 

ドクドクの実エピソード

体中から強力な毒を分泌しているので、攻撃しようにも直接触れることが出来ません。

しかし、一見ロギア系にも見えるドクドクの実の能力ですが、全身が毒になっているわけではなく、全身から毒を分泌しているだけです。

従って、生身で攻撃すれば毒に侵されはするものの物理的に攻撃は可能ですので、ロギアではなくパラミシア系です。
 

インペルダウンの副署長ハンニャバルが言うには、マゼランは1日のおよそ10時間程お腹を下し、トイレに籠もるのが日課となっています。

そして1日約8時間の睡眠を取るので、食事と休憩を差し引いて監獄署長としての勤務時間は4時間程とのこと。
(54巻 528話〝海峡のジンベイ〟参照)

お腹を下すのはドクドクの実の毒人間になったからではなく、毒が大好物なので毒のスープなど毒を食すからなので、間接的には毒人間になったためとも言えます。

なお、毒を使い過ぎても下痢になるようです。
(55巻 537話〝地獄に仏(オカマ)〟参照)

明るいところを眩しく感じ、暗く閉ざされた空間にいたく、できれば心も閉ざしていたいというマゼランの願望は、ドクドクの実を食べた影響なのか、マゼランの元々の性質なのかは分かりません。

また、ため息をつくだけで本物の毒ガスを撒き散らしてしまうという迷惑な能力でもあります。

ちなみに汗も毒です。
(55巻 534話〝監獄署長マゼランvs.海賊ルフィ〟参照)
 

マゼランの毒にも解毒剤はあるようですが、重複した毒だと解毒の術はないとのマゼラン談でしたが、インペルダウンの医療班も過去にマゼランに戦いを挑んで重複する毒を食らって生き延びた者はいないと言っています。
(55巻 536話〝LV5 極寒地獄〟参照)

しかし、重複した大量の毒を喰らったルフィは、その後イワさんのホルホルの実の能力〝エンポリオ治癒ホルモン〟とルフィの気力で自己治癒力を発揮し、見事助からないハズの命が助かったのでした。
(55巻 538話〝LV5.5番地 ニューカマーランド〟参照)

結果、毒の強い抗体が出来るという副産物つきです。
(68巻 671話〝ガスガスの実〟参照)

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ドクドクの実の能力者マゼランを倒せるのは誰か

無敵に見えるマゼランのドクドクの能力ですが、これに太刀打ちする術はあるのでしょうか?

ルフィはサシの勝負で完全に敗北しましたし、イワさんも受けたのが1種類の毒だったこともあり、自分の力で回復はするものの毒の餌食となり一旦は敗北しています。

また、黒ひげ海賊団のオリジナルメンバーも毒竜(ヒドラ)によって、一瞬で5人ともやられています。

後にシリュウが解毒剤を持ってくることで全員助かりますが、それでなければ全員ここで命は絶たれていたことになります。
 

イワさんはルフィに「今度マゼランの毒を食らったら、もう二度とこの世へ戻っちゃこれないからね!」と言っていますが、これは同じ状況になれば、次は治癒ホルモンでは復活できないという意味で、ルフィに出来た毒への抗体の事は考慮していないと思われます。

つまり、次、ルフィがマゼランと戦う事があれば、無害ではないにしろ、前回よりは毒は効きにくくなっているのではないでしょうか。
(56巻 544話〝地獄の釜の蓋もあく〟参照)
 

ところで、根本的にマゼランの毒を防ぐ術は単純で、直接毒に触れないことです。

顔面に毒を食らったイワンコフは厚化粧のためダメージを負いませんでした。
(56巻 545話〝陽のあたるシャバへ〟参照)

また鉄の硬度のMr.3のドルドルの能力によるロウの壁は毒液を通さず、このロウを手足に纏うことで、毒に触れずに攻撃が可能となりました(ずっとは無理)。
(56巻 546話「魚人海賊団船長〝七武海〟ジンベエ」参照)
 

つまり毒に直接触れないように何かを纏って(毒ですぐに溶けないもの)、短時間勝負でマゼランを倒せる実力があれば、倒すことが可能でしょう。

あと防毒マスクを装着しておけば完璧ですね。
 

それに、あとは飛び道具的な攻撃が可能な場合ですね。

普通の鉄砲や大砲では倒せないでしょうが、ミホークやゾロが扱う飛ぶ斬撃は効果的でしょうし、ロギア系の能力者の攻撃、例えばマグマやはかなり効きそうですし、の攻撃も有効でしょう。

そして何より、能力を無効化するヤミヤミの実の能力があれば、毒は完全に封じ込めることが出来ますね。

黒ひげがやられたのは、完全な油断からでしょう。

白ひげも「過信・・軽率・・お前の弱点だ」と黒ひげティーチに言っています。
(59巻 576話〝大海賊エドワード・ニューゲート〟参照)

現に、その後、黒ひげ海賊団にマゼランはやられて虫の息となりました。
 

パラミシアではどうでしょうか、勝てないまでもスベスベの実の能力があれば毒を食らわなくてすみそうです。

イトイトの実ニキュニキュの実、仮)オトオトの実、グラグラの実、仮)ジュリョジュリョの実などは、自らが触れずに攻撃が可能です。

メロメロの実のハンコックなら、マゼランを簡単に石化できそうです。
 

ゾーン系だと、衝撃波を撃てるセンゴクは毒に触れずに攻撃が出来ますし、そもそも不死鳥であるマルコは毒に侵されてもすぐ再生するから意味がありません。
 

他にもドクドクの実に対抗できそうな能力はありますし、こう考えると対策さえしっかりしていれば、それ程無敵感はなさそうですが、戦う場所はインペルダウンのような室内だと、毒竜(ヒドラ)や毒の巨兵(ベノムデーモン)の餌食になる可能性が高くなるでしょう。
 

あと、能力者がどうかは不明ですが、毒が大好物で、巨人族も即死のネツネツ海のヨロイオコゼの毒も美味しく頂いてしまうジェルマ66のレイジュにもドクドクの実の毒は効かず、何なら美味しく食べられてしまうのでしょう。
 

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