(画像引用:51巻 499話〝シャボンディパーク〟)
天竜人・・・世界貴族のことですが、彼らは世界の創造主の血を引いた者達です。
ドフラミンゴが言うには、800年前に20の国の20の王が世界の中心に集い、作り上げた巨大組織が現在の〝世界政府〟。
その創造主である王達(アラバスタのネフェルタリ家を除く19の王)は、ぞれぞれの家族を引き連れて〝聖地マリージョア〟に住む事にしました。
そして、今もなお聖地に住み続け、世界に君臨するその創造主の末裔達こそが、傍若無人の限りの無い天竜人なのです。
(73巻 722話〝王族の血統〟参照)
※現世界の王国や王族についてはコチラへ ⇒ 世界政府加盟国と王族一覧
天竜人の一覧
先ほども言いましたように天竜人は、元は世界の19の王家です。
ですから19の家系が存在するはずです。
現在ドレスローザのドフラミンゴ家、度々登場しているチャルロス聖たちの家系、そしてサボを撃ったジャルマック聖の家系くらいしか登場していません(ジャルマックが別家系じゃないかもしれませんが・・・)。
今後は、新たな天竜人のキャラクターもどんどん出てくるのではないかと思われます。
そして、何処の国の何処の家系かも判明してくるかもしれませんので、それも含めた一覧を作りました。
一覧表で分かる情報は以下のとおりです。
- 家系
- 元々治めていた国
- 名前
- 現在の状況
- 天竜人であること、あったことが発覚したとき
- 初登場
- エピソードなど
名前 | 現在 | 天竜人であること(あったこと)が発覚 | 初登場 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ドンキホーテ一族 ドレスローザ | ||||
ドンキホーテ・ミョスガルド聖 | 天竜人(心を入れ替える) | 63巻 625話〝受け継がない意志〟 | 63巻 625話〝受け継がない意志〟 | 10年前、ジンベイが七武海になった恩赦により魚人島に戻った自分の奴隷を取り返すため魚人島に向かったが船が難破、元自分の奴隷に殺されそうになるがオトヒメに救われる 12年後のレヴェリーに再登場、しらほしを救う 顔は一緒だが顔つきと喋り方はすっかり変わっていた |
ミョスガルド聖の父 | 天竜人 | 63巻 625話〝受け継がない意志〟 | 63巻 625話〝受け継がない意志〟 | ミョスガルドの回想に登場 |
ドンキホーテ・ホーミング聖 | 31年前に死亡 | 76巻 763話〝人間宣言〟 | 76巻 763話〝人間宣言〟 | ドフィとロシの父 人間らしい生き方を求め世界貴族の地位を放棄し、家族を連れて人間界に降りるも考えが甘く人間の恨みの対象となり、最終的にドフラミンゴに殺される |
ホーミング聖の妻 | 31年前に死亡 | 76巻 763話〝人間宣言〟 | 76巻 763話〝人間宣言〟 | ドフィとロシの母 人間界に降りてから、人間からの迫害などから体調を崩して亡くなった |
ドンキホーテ・ドフラミンゴ | ドンキホーテ海賊団(船長) インペルダウン投獄中 | 73巻 722話〝王族の血統〟 | 25巻 233話〝世界最高権力〟 | いわずと知れたドンキホーテファミリーのボス。聖地マリージョアにある重大な国宝の秘密を知っている |
ドンキホーテ・ロシナンテ | 13年前に死亡 | 76巻 761話〝オペオペの実〟 | 76巻 761話〝オペオペの実〟 | ドフラミンゴの弟。ローの命の恩人。海軍のスパイとしてドフラミンゴファミリーにいたが、それが発覚したことなどから実の兄に殺される |
ロズワードの一族 | ||||
ロズワード聖 | 天竜人 | 51巻 497話〝シャボン舞う諸島の冒険〟 | 51巻 497話〝シャボン舞う諸島の冒険〟 | チャルロスの父 奴隷に海賊の船長コレクションがある |
チャルロス聖 | 天竜人 | 51巻 499話〝シャボンディパーク〟 | 51巻 499話〝シャボンディパーク〟 | ヒューマンショップでルフィに殴られたヤツ 度々登場してくる 人魚の奴隷が欲しい |
シャルリア宮 | 天竜人 | 51巻 497話〝シャボン舞う諸島の冒険〟 | 51巻 497話〝シャボン舞う諸島の冒険〟 | チャルロスの妹 サルウという名の犬を飼っている |
ジャルマックの一族 | ||||
ジャルマック聖 | 天竜人 | 60巻 588話〝サボの海〟 | 60巻 588話〝サボの海〟 | 12年前、サボが乗ってる船を撃ったヤツ |
カマエルの一族 | ||||
カマエル聖 | 天竜人 | ONE PIECE FILM GOLD | ONE PIECE FILM GOLD | テゾーロから天上金を受け取るためにグラン・テゾーロに訪れていた |
カマエル聖の第一夫人 | 天竜人 | ONE PIECE FILM GOLD | ONE PIECE FILM GOLD | 元々天竜人がどうなのかは不明 |
カマエル聖の第二夫人 | 天竜人 | ONE PIECE FILM GOLD | ONE PIECE FILM GOLD | 元々天竜人がどうなのかは不明 |
五老星 | ||||
つるっぱげで着物で刀を所持 | 五老星 | 907話〝虚(から)の玉座〟 | 25巻 233話〝世界最高権力〟 | 世界政府の最高権力 |
ハゲで白く横長の口ひげで額にシミ | 五老星 | 907話〝虚(から)の玉座〟 | 25巻 233話〝世界最高権力〟 | 世界政府の最高権力 |
長身で白髪の長髪、長く黒い口ひげ | 五老星 | 907話〝虚(から)の玉座〟 | 25巻 233話〝世界最高権力〟 | 世界政府の最高権力 |
帽子を被った白髪のドレッドヘア、顔面の左側に大きいな傷痕 | 五老星 | 907話〝虚(から)の玉座〟 | 25巻 233話〝世界最高権力〟 | 世界政府の最高権力 |
金髪で金の口ひげ 首の下に大きな傷痕 | 五老星 | 907話〝虚(から)の玉座〟 | 25巻 233話〝世界最高権力〟 | 世界政府の最高権力 |
? | ||||
イム | 908話〝世界会議(レヴェリー)開幕〟 | 908話〝世界会議(レヴェリー)開幕〟 | 世界最高権力であるはずの五老星よりも上に位置する者 |
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天竜人の奴隷一覧
天竜人の奴隷になった者は〝天駆ける竜の蹄〟の紋様が烙印されます。
運良く奴隷でなくなった後も、その紋様は残り、ハンコック達のようにひた隠しにしたり、タイヨウの海賊団のように元奴隷はその上から、そうでないものは新たに別の烙印を焼き付けたりして、誰が奴隷であったのか分からないようにしたりしています。
奴隷として不遇の人生を送った者たちの一覧も作りました。
一覧表で分かる情報は以下のとおりです。
- 名前
- 奴隷だった時期
- 現在の状況
- 奴隷であったことが発覚したとき
- エピソードなど
- 初登場
名前 | 奴隷だった時期 | 現在 | 奴隷であった事が発覚 | 備考 | 初登場 |
---|---|---|---|---|---|
フィッシャー・タイガー | ~15年以上前 | 12年前に死亡 | 63巻 623話〝海賊フィッシャー・タイガー〟 | 奴隷解放の雄であり、太陽の海賊団船長であった | 53巻 521〝天駆ける竜の蹄〟 |
アラディン | ~15年前 | タイヨウの海賊団(船長) | 63巻 623話〝海賊フィッシャー・タイガー〟 | 元ネプチューン軍兵士で、昔のタイヨウの海賊団で船医。トヒメ王妃の頼みで魚人島に来たミョスガルド聖の治療を行った。シャーロット家21女のプラリネの夫。 | 63巻 622話〝太陽の海賊団〟 |
ボア・ハンコック | 19年前~15年前 | 九蛇海賊団(船長) 王下七武海 アマゾン・リリー(皇帝) | 53巻 521〝天駆ける竜の蹄〟 | 19年前、ハンコック12歳のときに九蛇の海賊船から人攫いに攫われ天竜人に売り飛ばされるも、4年後フィッシャー・タイガーにより開放 | 53巻 516話〝海賊女帝 ボア・ハンコック〟 |
ボア・サンダーソニア | 19年前~15年前 | 九蛇海賊団 | 53巻 521〝天駆ける竜の蹄〟 | ハンコックと同様 | 53巻 516話〝海賊女帝 ボア・ハンコック〟 |
ボア・マリーゴールド | 19年前~15年前 | 九蛇海賊団 | 53巻 521〝天駆ける竜の蹄〟 | ハンコックと同様 | 53巻 516話〝海賊女帝 ボア・ハンコック〟 |
コアラ | ~15年前 | 革命軍(幹部) | 63巻 622話〝太陽の海賊団〟 | 15年前、8歳のときにフィッシャー・タイガーの奴隷解放によりマリージョアから逃れ、その3年後、魚人海賊団に故郷に送り届けてもらう | 63巻 622話〝太陽の海賊団〟 |
デビル・デイアス | ~2年前 | 不明 | 51巻 497話〝シャボン舞う諸島の冒険〟 | ロズワードの船長コレクションのひとつ。シャボンディで諸島で鎖を外して脱走し、首輪が爆発。その後シャルリアに撃たれ、その後海軍が連行。 | 51巻 497話〝シャボン舞う諸島の冒険〟 |
ジャンバール | ~2年前 | ハートの海賊団 | 51巻 497話〝シャボン舞う諸島の冒険〟 | 元ロズワード聖の奴隷 その前は一海賊団の船長 ルフィが天竜人を殴った一件のゴタゴタで | 51巻 497話〝シャボン舞う諸島の冒険〟 |
バーソロミュー・くま | 最近~ | レンタル奴隷 | 908話〝世界会議(レヴェリー)開幕〟 | 革命軍幹部の身を隠して現王下七武海の1人、そして元ソルベ王国国王 | 25巻 233話〝世界最高権力〟 |
(画像引用:51巻 501話〝うねり始める世界〟)
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世界貴族 天竜人の特権
繰り返しになりますが、天竜人は世界貴族といって、世界の創造主の末裔達です。
生まれながらにして莫大な財産と大きな特権のある彼らは、往々にして傍若無人です。
人を人とは思っておらず下々民(しもじみん)と呼び、奴隷、おもちゃ、コレクションといった扱いです。
彼らの言う下々民と同じ空気を吸わないために、マリージョア以外ではシャボンやカプセルのような物を被っており、自分が往来をとうるときに跪いていないものは容赦なく殺し、気にいった女性がいれば問答無用で側室にしてしまい、飽きればポイです。
何故、このような事がまかり通るのか!
それは、仮に天竜人に手を出せば、たちまち海軍本部の大将が軍を率いてやってくるからなんですね。
そして、それを顧みず友のために天竜人を殴ったのがルフィだったわけです。
何故、世界政府がそこまでして天竜人を過剰に守り通すのかは定かではありませんが、今後、どんどんと見えなかった部分が見えてくるでしょう。
ちなみに、天竜人の最上の地位にあるのが五老星です。
(907話〝虚(から)の玉座〟参照)
五老星が世界政府のトップであり、その5人に地位の上下はありません。
●天竜人の天敵〝D〟の一族も一覧にしています。
⇒ Dの一族の一覧|Dの伏線|Dの意志
天竜人の喋り方と顔つき
天竜人はその喋り方に特徴があります。
男性は「~だえ」、「~ぞえ」、「~え」、女性は「~アマス」、疑問系には「~かえ」といった語尾がよく付き、二人称は「おばえ」などです。
しかし、この喋り方は心と連動しているようで、その特権に溺れている者でなければ使わない傾向にあります。
ドフラミンゴの父ホーミングは自ら天竜人の地位を捨てたわけですが、この特徴的な喋り方はしていませんでした。
(76巻 763話〝人間宣言〟参照)
母もセリフはドフィとロシの兄弟に話す1回くらいしかありませんでしたが、使わないように思います。
子供のドフラミンゴは使っていましたが、ロシナンテは、子供のときのセリフが天竜人の身分を捨てて結構たってからしかなく、そのときはこの天竜人弁とも言うべき喋り方をしていませんが、そのときはドフィも普通に喋っていますので、元々どうだったかは分かりません。
(76巻 763話〝人間宣言〟77巻 767話〝コラさん〟参照)
そして、それを決定付けるのが、ドンキホーテ・ミョスガルド聖です。
魚人島でオトヒメに助けてもらった際には、これぞ〝ザ・天竜人〟というふるまいでした。
(63巻 625話〝受け継がない意志〟参照)
しかしレヴェリー(世界会議)前、マリージョアはパンゲア城の社交の広場にて、人魚である魚人島の王女しらほしを捕まえて奴隷にしようとしたチャルロス聖を金棒のような物でぶちのめし、しらほしを開放します。
そして皆に詫び、ネプチューン達に「リュウグウ王国への恩がある、あなた方が来るこの日(レヴェリー)を待っていた、オトヒメ王妃に諭され人間にしてもらった、全力であなた方の力になりたい。」と言ってのけたのです。
(907話〝虚(から)の玉座〟参照)
いったい、オトヒメはどのように根っから傍若無人な天竜人を諭したのでしょうね。
そして、ミョスガルド聖のこれらの言葉には一切、天竜人弁ともいえる語尾は含まれていませんでした。
ところで多くの天竜人は独特の不細工な顔で描かれている事が多く、ミョスガルドも例外ではありませんでしたが、心が変わったミョスガルド聖は、顔のつくりはそのままですが、明かに顔つきが変わっており、まるで別人のように見えます。
人の内面は、外見にも現れるということでしょうね。