(画像引用:67巻 661話〝追剥の出る湖〟)
●能力者:トラファルガー・D・ワーテル・ロー
●二つ名:死の外科医
●年 齢:26歳 ← 24歳
●身 長:191cm
●誕生日:10月6日
●血液型:F型(B型)
●出 身:北の海(ノースブルー)フレバンス
●所 属:ハートの海賊団(船長)
元)王下七武海
元)ドンキホーテファミリー
●懸賞金:30億ベリー
← 5億ベリー
← 4億4000万ベリー
← 2億ベリー
オペオペの実の特徴
- 自身を中心に作ったサークル内のものは手術台の患者のように思いのまま
- 出血も痛みもなく対象者を斬り刻める
- 出血も痛みもなく対象者の臓器を抜き取れる
- 人格の移植術を行える
- 使用するほどに体力を消耗し、使える能力に限りがある
- サークルの大きさも自由自在だが、大きいほど体力の消耗は激しい
- 能力を活用するには医療知識が多いほど有効
- 才気ある者ならば永遠の命を与える「不老手術」を能力者自身の命と引き換えに行うことができる
- 覚醒技すれば対象者の体内にサークルを作れる
- 覚醒すれば対象者だけをサークルで囲うことも出来る
オペオペの実の能力を使ったローの技
ROOM(ルーム)
オペオペの能力を発動させる基本の技。
オペオペの実の能力者ローが作った円(サークル)内を支配し自在に執刀する。
サークル内でローは度々、妖刀〝鬼哭〟にて敵を斬りまくるが、斬られた相手は体が分断されても痛くも痒くもなくダメージはない。
斬られたところは綺麗に分断され、例えば首を斬られれば、生首状態で意識もあるし、しゃべることもできる。
また、斬り離された体の各部位も動くことができ、また感覚も繋がっている。
なお、切り離された体は誰でもくっ付けることも可能なようだが、別人の体、または本来ついていた場所ではないところ、あるいは物など、なんでもくっ付いてしまう。
(52巻 504話〝海賊前線移動中〟参照)
サークルの大きさは自在だが、オペオペの能力を知っている者にROOM内であることは悟られないほどの大きなROOMを張り続けるには、多少の命を削ることとなる。
(78巻 781話〝本懐〟参照)
シャンブルズ
サークル内であらゆるものを自在に入れ替えることが出来る。
例えば撃たれた砲弾と、斬った生首を入れ替えるなど正に自由自在。
左手の親指、人指し指、中指を立て、捻ることで対象物が入れ替わる。
(52巻 504話〝海賊前線移動中〟参照)
タクト
サークル内のあらゆるものを自在に浮かしたり、動かすことができる。
それは例え軍艦のような巨大なものでも。
人指し指を下から上に動かすことで浮き、横に動かせば横に動く。
また、開いた指を握れば、対象物に一気に降り注ぐ。
(67巻 660話〝王下七武海〟トラファルガー・ロー参照)
シャンブルズ(人格)
刀で心臓部分を突き、ハート型の魂?を体外に放出、2人以上に施すことで、そのハートをシャンブルズで入れ替えることで、人格を別人と入れ替えることが出来る。
作中ではこれにより、ナミがフランキーに、フランキーがチョッパーに、チョッパーがサンジに、サンジがナミになり、後にナミの人格はサンジに入っている。
スモーカーとたしぎも入れ替えられている。
(67巻 661話〝追剥の出る湖〟参照)
後にドフラミンゴの口から〝人格の移植手術〟という言葉が出てくるが、この技の事であることは間違いない。
(76巻 761話〝オペオペの実〟参照)
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スキャン
妖刀〝鬼哭〟の柄を上にし、横にスライドさせることで、サークル内をスキャンして目的物を探し出し、それを奪い取ることが出来る。
(67巻 661話〝追剥の出る湖〟参照)
メス
心臓を素手でひと突き、心臓を体からくり抜く。
くり抜かれた心臓は立方体でゼリー状、心臓を抜かれた胸には四角い穴がポッカリと開く。
心臓をくり抜かれても命に別状はないが、抜かれた心臓を潰されれば当然に本人は死ぬこととなる。
(67巻 662話〝七武海ロー vs. スモーカー中将〟参照)
ちなみにローは、この技で海賊の心臓を100個海軍本部に届け、七武海になっている。
(67巻 659話〝胴体の話〟参照)
カウンターショック
心臓部分を電気刺激する。
治療目的ではなく敵を倒す目的で。
(67巻 667話〝COOL FIGH〟参照)
ラジオナイフ
サークル内の敵を斬る刻む技だが、普段の切断とは切り口が違い、数分の間、いかなる処置でも能力でも体を接合することが出来ないのが特徴。
(76巻 759話〝秘策〟参照)
注射(インジェクション)ショット
ライフルのスコープで狙いすますように標的を捕らえ、そこを刀の切っ先で突いて貫く。
(76巻 760話〝同じ賭け〟参照)
不老手術
作中では話に出てきただけだが、才気ある者が使用すれば、人に〝永遠の命〟を与える「不老手術」を行える。
永遠の命は古来よりの人類の夢でもあり、オペオペの実を〝究極の悪魔の実〟と呼ぶ者も少なくない。
ただ、「不老手術」をやれば能力者当人は命を失ってしまう。
(76巻 761話〝オペオペの実〟参照)
ガンマナイフ
対象者を体内から破壊する手術。
もう少し詳しく言えば、外傷なく内臓を破壊する技。
(78巻 781話〝本懐〟参照)
死の刀(ステルベン)
「ステルベン」とは医療用語で死亡すること。
そしてローの死の刀(ステルベン)は、自身の切り取られた右腕で妖刀〝鬼哭〟を持ち、その切れた腕を縦回転させてトレーボルを斬りつけた。
作中ではドフィに切断された右腕だったが、それが例え他の部位であったとしても、その斬り離された部位を利用した攻撃であればステルベンなのだろう。
(78巻 782話〝悪のカリスマ〟参照)
抗菌武装(カーテン)
薄い膜上のバリアと思われる。
抗菌武装(カーテン)内の人間は、強力な一撃を受けても吹き飛ばされるだけでダメージを受けない感じ。
(100巻 1010話〝覇王色〟参照)
オペオペの実の覚醒技
K・ROOM(クローム)
オペオペの実の覚醒技。
まず、てのひら大の小さなROOMを発生させる。
ローの言葉を借りると「K・ROOM」は内部から〝波動〟生む」とのことで、このクロームを敵の体内に入れて、内部から攻撃するための準備技。
(102巻 1030話〝諸行無常の響きあり〟参照)
麻酔(アナススィージャ)
K・ROOMを刀(鬼哭)に纏わせることで、ビッグ・マムの強靭な皮膚にも「サクリ」といとも簡単に貫通させることが出来る。
麻酔というだけあって、貫通された当人に痛みは無い様子。ローも貫通に意味はないと言っていますし、刺すことで痛みで動かれないよう、気付かれず完璧に貫通させるための麻酔(アナススィージャ)なのでしょう。
(102巻 1030話〝諸行無常の響きあり〟 86巻 859話〝四皇暗殺作戦〟参照)
衝撃波動(ショックヴィレ)
麻酔(アナススィージャ)で、敵の体内に入れたK・ROOMから強力な波動を生むことで、敵の内部を破壊する。
(102巻 1030話〝諸行無常の響きあり〟参照)
穿刺波動(パンクチャーヴィレ)
K・ROOMを纏った刀(鬼哭)を、麻酔で敵に突き刺し貫通させ、貫通した鬼哭を長く伸ばして地面に突き刺す。突き刺さった鬼哭を更に伸ばし、地面深くまで突き刺したところで、体内からの強力な波動を発生。結果、衝撃波動よりも強力な波動を生み出したと思われる。
ローはビッグ・マムの攻撃を受けながらも、鬼ヶ島を貫いた鬼哭をワノ国本土の大地に深く深く突き刺さるまで耐えてから穿刺波動を発動させたことからも、大地に深く刺されば刺さる程、波動は強力になるのではないかと思われる。
なお、穿刺波動発動後の鬼哭が刺さった大地には巨大な穴が空いていた。
(103巻 1039話〝大トリ〟参照)
R・ROOM(リルーム)
K・ROOMと似たような土星のような輪のある小さなROOMを作り、それを敵に放つ。放たれたR・ROOMは敵を包み込む大きさになり、それから繰り出す技をR・ROOM内に限定する感じ。
つまり自分を中心とするサークル内に影響を及ぼすROOM、そして対象の体内に影響を及ぼすK・ROOM、包み込まれた対象だけに影響を及ぼすR・ROOMという使い分けだろう。
(103巻 1040話 〝新世代(ガキ)の耳にも念仏〟参照)
凪(サイレント)
R・ROOM内の者の影響で出る音は全て消える。
つまり!コラさんのナギナギの実の能力の再現!
R・ROOMのサークルに囲われているので、コラさんの〝サイレント〟っぽいが、〝サイレント〟はいわゆる防音壁なので、ローの「〝お前の影響で出る音は全て消えるの術〟だ」というセリフからも、ローの〝凪(サイレント)〟は、コラさんの〝凪(カーム)〟と〝サイレント〟の合わせ技と思われる。
(103巻 1040話 〝新世代(ガキ)の耳にも念仏〟 77巻 764話〝ホワイトモンスター〟 765話〝運命の島ミニオン〟参照)
切断(アンビュテート)
R・ROOMのサークル内にいる対象をピンポイントで真っ二つに切断。
果たしてROOMの切断とどう違うのかは、まだ不明。
効果は同じでも、小さいサークルなのでROOMよりも消耗が少ないのか?
いや、覚醒技なので消耗は激しいハズ・・なら、はやり効果が違うのだろうか・・。
(1064話〝エッグヘッド研究層(ラボフェーズ)〟参照)
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オペオペの実エピソード
ローはドフラミンゴファミリーに入った10才の頃は余命3年と2ヶ月でしたが、2年後、ローが〝Dの一族〟であることを知ったコラさんがローを連れ出し、珀鉛病を治すため病院巡りの旅に出ます。
(76巻 761話〝オペオペの実〟参照)
しかし、どの医者も治すどころか、中毒なので感染らない病気であるにもかかわらず、感染るからと治療どころか排除しようとし、全く役に立ちません。
(77巻 764話〝ホワイトモンスター〟参照)
そんな中、オペオペの実の情報をドフィから聞いたコラソンは、周囲を出し抜いてそれをローに食べさせることにします。
そして見事に実現し、オペオペの実の能力者ローが誕生したのでした。
(77巻 766話〝スマイル〟参照)
その後、医療知識豊富なローは自らの体を手術し、不治の病であった珀鉛病を治したのでしょう。
さて、オペオペの実の能力はどんなものかは、このスモーカーのセリフが一言でしっかりと言い表しています。
「ローの作った円内にいる間は手術台にのせられた患者だと思え!! ここは〝手術室〟 奴はこの空間を完全に支配し執刀する〝死の外科医〟だ!!!」
(67巻 661話〝追剥の出る湖〟セリフ引用)
中でも特徴的な能力が、外傷を与えずに心臓などの臓器を取り出すことと、人格移植術でしょう。
しかし、オペオペの実で最上の業(ワザ)は人に永遠の命を与える「不老手術」。
例えオペオペの能力者であっても才気ある者でなければ使えないようですが、ローは間違いなく才気ある者です。
今後、この不老手術も大きくクローズアップされそうですね。
オペオペの実の果実と色と形
数は少ないですが、作中に悪魔の実の果実自体が描かれていることがあります。
その1つが、ローが12歳の頃にコラさんに食べさせてもらったオペオペの実。
オペオペの実は一目でそれと分かるハート型で色は赤色。
リンゴのようなヘタが付いています。