(画像引用:79巻 788話〝私の戦い〟)
●能力者:マンシェリー
●二つ名:無し
●年 齢:25歳
●身 長:20cm
●誕生日:1月28日
●血液型:X型(A型)
●出 身:偉大なる航路(グランドライン) 新世界 グリーンビット トンタッタ王国
●所 属:トンタッタ王国(王女)
●懸賞金:無し
●種 族:小人族(トンタッタ族)
チユチユの実の特徴
- 生物の治癒力を高めて傷を回復できる
- 一時的な超回復をもたらす事ができる
- 他人の治癒力を抜いて別人に与えることができる
- 物を復元する能力もあるが寿命を削る
- 能力の使用には制限がある
チユチユの実の能力を使ったマンシェリーの技
魔法の水の出るジョーロ
技名はない。
能力者のジョーロの水をかけることで治癒力を高め、ケガを治すことができ、気絶した者も復活させる。
(77巻 774話〝トンタッタ族戦士長レオ〟参照)
例えば切断された腕なども、切り口をうまく合わせる事が出来れば元通りに出来る。このとき血が流れ始めると回復とのこと。
(78巻 783話〝邪魔だ〟 784話〝ギア4〟参照)
ただ、能力には制限がある模様。
(78巻 779話〝最期のケンカ〟参照)
治癒の涙
技名はない。
能力者の流す涙が掛かると傷が癒える。
(77巻 774話〝トンタッタ族戦士長レオ〟参照)
復元能力
物を復元する能力。しかし寿命を削ることになる。
作中では、ドフラミンゴが「SMILE工場」にもしもの事があっても、再び「復元」させる算段だった。
(77巻 775話〝ルシアンに愛を込めて〟参照)
チユポポ
能力者の涙の成分によって実るタンポポの綿毛。
広範囲の人々に奇跡的な〝超回復〟をもたらすが、回復期間は数分間で時間がくれば元通りになる。そして二度は効かない。
(79巻 788話〝私の戦い〟 789話〝LUCY〟参照)
献ポポ(花薬)
献血のように、元気な人から〝治癒力〟を抜いてタンポポの綿毛のようなものに蓄え、それを受傷者の傷にあてがうと魔法のように傷が癒える。
あまり治癒力を抜きすぎると、抜かれた者は動けなくなる。
(80巻 796話〝兵隊さんの決意〟参照)
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チユチユの実エピソード
トンタッタ王国王女マンシェリーのチユチユの実は、生物の治癒力に作用し回復させたり、一時的に超回復させたり、治癒力を人から人へ移すなど、直接の戦闘向きではないものの、後方支援としてはとても有力な能力です。
その能力の中で最上の業(ワザ)と言われるのが物の復元能力。
ドフラミンゴはSMILE工場にもしもの事があっても再び「復元」できる算段でした。
(78巻 779話〝最期のケンカ〟参照)
ただし、寿命を削るというのがキモ。
(77巻 775話〝ルシアンに愛を込めて〟参照)
寿命を削る技と言えば他にも似たものがありました。オペオペの実の永遠の命を与える〝不老手術〟ですね。
(76巻 761話〝オペオペの実〟参照)
不老手術を行えば能力者本人は命を失ってしまうので、寿命を削るというよりは命を懸ける技ですが、チユチユの実の復元能力は、あくまで寿命を縮めるに留まります。
ただ、どの程度の寿命を縮めることになるのかは明らかにされていません。
復元の規模・程度によって変わってくるのかと思われます。
オペオペの実の「不老手術」は代償として能力者が命を失うというのは均衡が取れているのかなとも思うのですが、チユチユの実の「復元能力」、つまり物を直すのに寿命が削られるというのは代償が大きいようにも感じます。
小人族の寿命は150歳くらいと人間よりは長いものの、そうそう使える技ではありませんよね。
(76巻 759話SBS 参照)
ポイントはやはり、どれほどの寿命を削られるのかです。
修復の程度にもよるでしょうが、例えば世界の存亡を揺るがす程の兵器の復元などでしたら数十年、SMILE工場などの大きなものなら3年、「戸棚の引き出しが壊れたから直して!」とか言う場合は2日とか・・・
こんな感じでしょうか?
ちなみにオペオペの実で巨大なROOMを張り続けていると、多少命を削るとローが言っていました。
(78巻 781話〝本懐〟参照)
チユチユの実もオペオペの実も、アプローチは違えどケガを治すことが出来る能力。
チユチユは内科的でオペオペは外科的な感じでかね。
ただ、オペオペの実は能力者に医療知識があれば病気の手術も行えますが、チユチユの実で病気から快復させる事が出来るのかどうかは定かではありません。
あと、治療系の能力のある悪魔の実と言えば、ホルホルの実やトリトリの実モデルフェニックスでしょう。
(90巻 909話〝切腹〟参照)
あと、使い方次第なのですが、一応、イトイトの実も
(78巻 781話〝本懐〟参照)
そう言えばホルホルの実の〝エンポリオ・治癒ホルモン〟で、ルフィがマゼランに喰らった毒の解毒治療を行ったときは、ルフィの寿命10年分使ったとのことでした。
(55巻 538話〝LV5.5番地 ニューカマーランド〟参照)
こと、治療や修復に関することには寿命という代償がつきまとう事が多いようです。
あと、ひょっとしたら、マゼランのドクドクの実にも解毒作用を起こす技もあるかもしれませんね。
ところで、作中でローがドフラミンゴに切断された右腕は切り口がぐちゃぐちゃでしたが、そのままでは元通りに治癒させることはチユチユの実の能力だけでは出来ないようで、ヌイヌイの実の能力者レオがうまく縫い合わせることで、元通りに治すことが出来ました。
(78巻 783話〝邪魔だ〟参照)
これは、レオが切断面だけでなく血管も神経も縫い合わせたということでしょうか?
もしくは切断面だけ丁寧に縫い合わせることで、あとはチユチユの実の効果によるものなのかもしれません。
いずれにしても、マンシェリーとレオは悪魔の実の能力的にも相性が良いですね。