(画像引用:62巻613話〝硬殻塔の人魚姫〟)
●能力者:バンダー・デッケン九世
●二つ名:―
●年 齢:35歳
●身 長:352cm
●誕生日:8月22日
●血液型:XF型
●出 身:魚人島近海
●所 属:フライング海賊団(船長)
●懸賞金:不明
●種 族:魚人族(ネコザメの魚人)
マトマトの実の特徴
- どこからでも、何でも的に命中させることが出来る
- 的を目掛けて放たれたものは、何かにぶつかったりしない限りどこまでも追撃する
- 的とする条件は掌で的とする対象に触れること
- メモリーできる的は手のひらの数なので2つ
- 新たに何かに触るとメモリーは上書きされる
- 手を洗うことでメモリーは消えるかもしれない
マトマトの実の能力を使ったバンダー・デッケンの技
的となっている標的に確実に物を命中させる
技名はない。
マトマトの能力でメモリーした標的に放ったものは、どこまでも追い続けて標的を仕留めるか、何かに激突するまで止まらない。
放つものは自分が到底もてないような巨大なものでもOK。
人でもOK。
(62巻613話〝硬殻塔の人魚姫〟参照)
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マトマトの実エピソード
バンダー・デッケンは右手を10年前から洗っていないとのことです。
(63巻615話〝マトマトの呪い〟参照)
10年前はしらほし姫をタッチしてメモリーしたとき。
それから10年間、しらほしに向けてオノを投げ続けていたんですね。
けど、その10年、手を洗っていないということは、洗ってしまうとメモリーが消えてしまうのでしょう。
その間、メモリーできるのは左手の1つだけ。
ボンちゃんのマネマネの実のメモリーが無限であることと比べると、あまりにもメモリー量が少なすぎますね。-∀-)
(18巻156話〝オカマ日和〟参照)
ただ、人を的に向けて投げることもできますし、魚人島の半分ほどの大きさもある方舟ノアでさえ投げていまえています。
(62巻614話〝やっちまったモンはしょうがねェ〟65巻637話〝古の方舟〟参照)
使い方によってはなかなか強力な能力ですね。
あ!それと、現状、魚人・人魚で悪魔の実を食べているのが明らかとなっているのは、デッケンだた1人です。
魚人も人魚も遊泳力がとても高い種族ですが、悪魔の実を食べることで、それを捨ててしまう事になるので、能力者になる事は人間よりもリスクが高くなります。
悪魔の実との遭遇率の問題もあるでしょうが、そもそも食べたいと思う者も少ないでしょう。
デッケン自身もマトマトの実の能力のことを「魚人にして泳げねェ・・おれがその〝マトマト〟の呪いと共に引き受けた悪魔の力」と表現しています。
(セリフ引用:63巻615話〝マトマトの呪い〟)
んん?「マトマトの呪いと共に引き受けた悪魔の力?」
そのセリフの前は、デッケンの名を聞いたホーディの傘下にされた人間の海賊達が「フライング・ダッチマン号の!?」との問いに「安心しろ、子孫だ、ゴーストじゃねェ。だが、おれもまた呪われている!」なんですね。
これは、捉え方によっては、バンダー・デッケンは、マトマトの実を食べたのではなく、マトマトの実の能力を先祖から受け継いでいるとも見れます。
そうすると、悪魔の実なんて食べることがまず無い魚人の中で、悪魔の実の能力者であることに説得力が出てきますね。
先祖代々、悪魔の実を継承しているであろう者といえば・・・
そう、アラバスタのイヌイヌの実モデルジャッカルのチャカとトリトリの実モデルファルコンのペルですよね。
このような、悪魔の実の先祖からの伝承についても、黒ひげが海賊団の能力者狩りの絡繰りが分かればはっきりするでしょう。
●悪魔の実の伝達条件についてはコチラで書いています。
⇒ 悪魔の実の能力と伝達条件 黒ひげは何故サッチを殺したのか